韓国で大量に作るキムチの季節【キムジャン】!!
11月の一大イベントは【キムジャン】!!
韓国に興味のある人なら、日本人でも一度は耳にしたことがあると思います^^
そうです。
あの、1年分のキムチを漬け込む『キムジャン』をやりました。
とはいえ、最近は韓国人も昔ほどキムチを食べなくなって来ていたり、お店に並んだキムチを買って食べる人も増え、本当に1年分ではなく、半年くらいで食べきる感じでやる家の方が多いようです。
さあーそのキムジャンのやり方ですが…韓国文化のひとつとして見ていただけたらと思います(´∀`)
もちろん最初に、白菜を準備。
親戚中集まって、皆の家の分をまとめてやる為に300玉くらい準備する家もありますが…
今回ウチでは2軒分で50玉だけ用意。
(それでも白菜50玉が積まれてるところを日本で見ることもないですね( ゚д゚))
外国人向けの情報誌なんかには、白菜にキムチのソースとでも言いますか‥あの赤いのを塗っていく所をよく紹介されていますが、実際のキムジャンは、前日の準備のほうが大変&重要!!
先ず、大きなタライに塩水を作っておいて、2等分又は4等分にした白菜を浸します。
それを、別に用意して置いたこれまた大〜きなタライに、出来るだけ均等に詰め込んでいきます。
1段詰める毎に塩を振って、積み重ねてまた塩振って…
これをみたらキムチ、結構塩分高いですよね(^_^;)
全部の白菜を詰め込んだら、最初に使った塩水も入るだけ流し込み、重石を乗せておきます。
そして、白菜を漬けている間にキムチ『ソッ(속)』と言われる、キムチのソースの材料を準備します。
各家によって少し変わりますが、基本的には、長ネギ、小ネギ、玉ねぎ、高菜、大根を準備。
それぞれ適当な大きさに切り、大根は長細く切りそろえます。
(大根は専用のカッターでやるので簡単(^^))
それからニンニクと生姜を潰して準備は終わり〜。
やる事は簡単でも量がすごいからぐったり(T_T)
本番は次の日です( ◔ิω◔ิ)
キムジャン当日は朝から昨日漬け込んだ白菜を1つ1つ水で丁寧に洗っていくところから始まります。
洗った白菜はまた積み上げて置き…
一番重要なソースを作ります!
昨日切っておいた材料を入れ、ニンニク、生姜、アミツケ(小エビの塩からみたいの)、魚から作る醤油の様な、エクジョッと言われるソース、塩、粉唐辛子、砂糖少々で味付けしていきます。
ココが1番韓国アジュンマ(おばさん)達がワーワーあーだこーだ騒ぎだすポイント(笑)。
この砂糖も家によって違い、砂糖の代わりにハチミツを入れるところもあります。
ウチは、梅を砂糖漬けして作ったシロップを入れました(๑´ڡ`๑)
これはもう、完全に好みの問題ですね。
そして、ここからが、THEキムジャン!!
しなしなになった白菜に出来上がったソースを、白菜を一枚一枚めくりながらまんべんなくぬっていきます。
ここで、忘れちゃいけないのが昼食の準備!
キムジャンの時の昼食は『ポッサム』。
ブロックの豚バラ肉を、じっくり煮たものを、出来たてのキムチに包んで食べます(๑´ڡ`๑)
それから余ったソースに生牡蠣をあえて食べたり…。
地方によって色々あると思いますが、キムジャンといえば『ポッサム』が定番ですლ(´ڡ`ლ)。
食事が済んだらキムチ用の容器に(これまたデカイ)出来上がったキムチを、出来るだけ隙間なく詰め込んでいきます。
空気が入るとカビが生えやすくなるんだそうΣ(゚Д゚)。
そして、遠くにいる家族なんかに送ってあげる時は、こんな風に大きくて厚くて丈夫なビニール袋に入れて、ダンボールに入れて送ります。
もちろん、『キムチ用』のビニール袋が売ってあるわけです。(@_@)
さすが韓国(;´д`)
キムチの国。。。w
今日も買い物に出かけながら、食堂やってるところで大量の塩漬け白菜を目撃〜(・o・)
ホントに白菜700玉はあったと思います…。
毎年見ても、見た瞬間『ぅわ( ゚д゚)』っとなる迫力。
韓国に観光に来た方用の、キムチ作り体験なども最近はありますよね~。
興味のある方はキムチ作って見てください^^
以上最近の韓国でした〜:D